藤嶋みやびさん連載、第137回放送秘話「ころころころがし!」

 消しゴム彫刻家・藤嶋みやびさんの連載「藤嶋みやびのわくわく工作みやびらんど」をお届けします。


2022年10月21日号
藤嶋みやびのわくわく工作みやびらんど

中国エリアを拠点に消しゴム彫刻家として活動している藤嶋みやびです。
山口県周南市のシティーケーブル周南さんでオンエア中の工作番組「わくわく工作みやびらんど」に出演させていただいています。
このコラムでは過去の動画と制作秘話をお届けしています。

「第137回秘話 ころころころがし!」

さて、第137回目の放送では、バランスに大苦戦!ころころ転がしを作ります。


裏話1 きっかけは出来ると思ったから

 

 今回の工作は、作ろうと思ったのは、この感じの木のおもちゃを見て、自分でも骨組みを作れるなと思ったことから始まります。そこからが大変なのですが、なんとなく、割り箸を使えばいいなというぼんやりしたところから実際に組み立てるまでに至ります。ですが、実際には、角度がとても難しく、最後に苦戦しています。あまり角度を付けすぎてしまうと、ビー玉に勢いがつきすぎて、下の段にうまくハマりません。これはなかなかの計算外で、角度調整が大変でした。


裏話2 仕組みは簡単

 番組を見ていただければと思いますが、仕組みはすごく簡単なのです。
原理も簡単。なので、どなたでもすぐに作ることができます。
ただ、問題なのが角度です。ひたすら角度!この番組では、実は、見えないところで相当数のリテイクがありますが、今回もその予感たっぷりの工作です。ぜひ、最後までご覧ください。そこも醍醐味なので、ぜひ、みなさんも作ってみてくださいね。


裏話3 キットではない楽しさ

 昨今、工作キットが出回っているので、その通りに作ると必ず完成するものが多いですが、みやびらんどの工作は、キットの紹介をする回のときもありますが、大体が、自作なので、綺麗に作れるかは作ってみるまでわかりません。あとはちゃんと遊べるかもその時次第です。これを繰り返すと、仕組みなどがよくわかってくるので、自然と自分で調整する力がついてきます。まずは、やってみることが大切で、諦めずに、調整を重ねてみてくださいね!


それではまた次回、お会いしましょう!(更新は、毎月11日と21日です)

今回の作り方やバックナンバーはこちらから
https://miyabiland.com/waku/waku.html

全てのバックナンバーがYouTubeで見ることができます。


みやびらんどでは、グラフィックデザイン、消しゴムはんこ、工作教室、家庭支援を行っています。消しゴムはんこの通算オーダー数は、おかげさまで2,400個を超えました!また、企業や地域団体、イラストレーターさんとのコラボなども積極的に行っています。お気軽にお問い合わせください。

以上、藤嶋みやびでした! 

藤嶋みやび(ふじしま・みやび)

グラフィックデザイナー/消しゴム彫刻家/JESCA認定クリエイター/JESCA認定講師/
周南美術連盟事務局/周南市教育委員会 生涯学習課家庭教育支援員/
地域協育ネットコーディネーター/家庭教育アドバイザー/保育士/販売士

https://miyabiland.com


(消しゴムはんこライブラリー編集部・2022年10月21日配信) 

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