「まめ・はん eriさん」最高金賞受賞インタビュー 後編

 消しゴムはんこファンの皆さん、ごきげんいかがでしょうか?国際イレイサースタンプ品評会開催委員長の中鉢久夫です。

 シリーズでお送りしています「第3回品評会受賞者インタビュー」。8月25日にご紹介しました「まめ・はん eriさん」の最高金賞受賞者インタビュー前編、そして8月27日にご紹介しました最高金賞受賞者インタビュー中編に続き、今回はいよいよ後編のご紹介です。


※中編はこちらからご覧いただけます↓


※前編はこちらです↓


まめ・はん eriさん

7月20日に開催された「夏休み直前!夏を彩る大人の自由工作 ワークショップまつり」ブースに展示された最高金賞受賞作品


子育てと創作活動の両立

― まめ・はん eriさんは小さなお子さまがいらっしゃって、育児や家事など毎日大変忙しい日常と作品制作をきちんと両立されている印象があるのですが、両立するために工夫していることはありますか? また、創作意欲やモチベーションを維持するコツなど、ご自身が意識して行っていたり実践されていることはありますか?
 まめ・はん eriさんと同じように、子育てと創作活動を両立していこうと考えている消しゴムはんこ愛好家の皆様の大きな目標になると思いますし、そのスタイルをぜひ参考にしたいと考えている方も数多くいらっしゃるのではないかと思いますので、その秘訣をぜひ教えていただければと思います。

まめ・はん eriさん:
 私は自分の時間をきっちり決めてます。
 自分の時間は、息子の昼寝の時間と息子が寝た後の時間、息子が家族と遊んでいる時間です。それ以外の時間は息子と全力で遊んだり、息子と一緒に掃除したり、息子監修の元ご飯を作ったりしてます。

― なるほど。お子さまとご一緒に過ごす時間を最優先にしつつ、ご自身の時間もしっかり確保できるようマネージメントされているんですね。

まめ・はん eriさん:
 品評会の作品制作の時は息子がちょうど公園にハマりだした時期で、1日4時間くらい公園で遊んでました(笑)。夜息子を寝かしつけた後やろうと思っても眠気が何度も襲ってきましたが、寝たら締め切りに間に合わなくなるので必死に起きました。

― それは…自分が同じ状況なら耐えられず寝てしまうと思います(笑)。

まめ・はん eriさん:
 ですよね(笑)。でも、図案を描いたり彫っていると楽しくて疲れていたはずなのに時間を忘れて夢中になれ、気付くと6時間も彫ってることがあり自分でもびっくりしました。

― 疲れていても夢中になって時が経つのも忘れてしまう…それ、すごくわかります!

まめ・はん eriさん:
 自分が楽しくて楽しくてたまらない図案を描き、それを彫るのがまた楽しくて楽しくてたまらない。常に楽しいので制作意欲はどんどん湧き、モチベーションも上がりました。

― 大好きで楽しいことをやることで自然発生的に創作意欲が出てきて、さらにモチベーションも上がるというのはとても理想的ですよね。

まめ・はん eriさん:
 でも、めんどくさいことに時々負の私になってしまうんです。今回も彫ってる途中で終わりが見えなくなり「もう締め切りに間に合わない…」って悲しくなりました。悲しくなると自然に涙が出てきていじけます。でも作品を見ていると自分の思いを思い出すことができ、また楽しく制作活動することが出来ました。

― 「負の力を前向きの力に変える」というのは、言葉で言うほど簡単にできることではないと思います。ですが、今おっしゃっていただいたようにそれを実践できているというのはとても素晴らしいことですね!

まめ・はん eriさん:
 ありがとうございます。そう言っていただけるととても嬉しいです。
 こうしてインタビューを受け改めて思うことは、子供がいると1日があっという間で嵐のように過ぎていき疲れます。その中で消しゴムはんこを彫ることは、楽しさが無いと続けることは出来ないと思います。育児の疲れを吹っ飛ばせるほど楽しくて夢中になれる図案を描いて彫る。それが今の私には一番だと思います。

― いやー、とても良いお話をありがとうございます!先ほどネイルのお話をされていた時にも「楽しい」という言葉が出てきましたが、どんな趣味やハンドメイドホビーでも「楽しい」という思いを持つことで長く続けていくことができると思いますし、「楽しいから本気で取り組める」「楽しいから真剣になれる」という考え方にもつながっていくのかな…とも感じています。


― 続いて、現在の活動状況についてお伺いしたいと思いますが、まめ・はん eriさんは消しゴムはんこ作家として普段どのような活動をされていますか? また、イベントの出展情報やよろしければHPアドレスや公式ブログ、SNSアカウント等も教えていただければ嬉しいです。

まめ・はん eriさん:
 直近では9月29日・30日のスタンプカーニバル2018に出展します。そして、ブログやSNSでいろいろな情報を発信しています。ブログとSNSのURLはこちらです。

★Blog:http://ameblo.jp/mamehaneri
★minne:https://minne.com/@mamehaneri01
★Instagram:https://www.instagram.com/mamehan_eri/
★Twitter:https://twitter.com/mamehan_eri
★Facebook:https://www.facebook.com/mamehaneri/

- ありがとうございます。では最後になりますが、今後の活動予定や消しゴムはんこ作家としての目標などを教えていただけますか?。

まめ・はん eriさん:
 目標は、地元の方に消しゴムはんこの楽しさを知ってもらえるようにカルチャースクールを持ったり、サークルを立ち上げたいです。
 そして、より多くの方に私なりの消しゴムはんこの楽しさを知ってもらえるように本の出版もしたいです。

― 「夢は言葉に出すと叶う」のですから、こうして今お話しいただいた目標もきっと叶うはずです(笑)。今後のさらなるご活躍を本当に楽しみにしています。本日はありがとうございました。

まめ・はん eriさん:
 ありがとうございました。


 今回のインタビュー中、頻繁に「楽しさ」という言葉が出てきましたが、この「楽しさ」がまめ・はん eriさんの作家として活動するうえでの大きな原動力になっていると強く感じました。そして、まめ・はん eriさんが「楽しいから本気で、真剣に取り組んで」制作した作品が第3回品評会の頂点である最高金賞受賞に輝いたのは、作品に込められた夢と作品が持つ「楽しい」雰囲気を多くの方に感じていただけたからではないか…インタビューを通じてそう強く思った次第です。

 ご多忙のところインタビューに応じていただきましたまめ・はん eriさん、本当にありがとうございました。そして最高金賞受賞、本当におめでとうございました!


「まめ・はん eriさん」の詳しい情報はこちらです。
Blog:http://ameblo.jp/mamehaneri
minne:https://minne.com/@mamehaneri01
Instagram:https://www.instagram.com/mamehan_eri/
Twitter:https://twitter.com/mamehan_eri
Facebook:https://www.facebook.com/mamehaneri/


(国際イレイサースタンプ品評会開催委員長 中鉢久夫 / 2018年8月29日配信)

コメントを残す